「特集1」 高額医療費制度
健康保険の給付のなかでも「高額医療費」は、現物化が進み、以前よりだいぶ利用しやすくなっています。また現在、いっそうの自己負担についても、検討されているようです。今回は制度の概要について解説しています。
◆協会けんぽのホームページで『高額医療費簡易計算』ができます。
70歳未満の人について、「自己負担額」と「所得区分」を入力すると高額療養費見込み計算額が計算されます。領収書の見方などもわかりやすくでています。ご参考ください。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/11,0,161.html
P7 人事労務の法律ミニ教室
育児する労働者のために短時間勤務制度を設けていますか?
女性労働者の育児休業の取得は、だいぶ定着してきたように思われます。社員数人の企業でも、育児休業を取って復帰する女性も増えました。
先日は行きつけの美容室さんの短時間勤務制度導入の助成金申請を終えたところです。
しかし、育児短時間勤務については、平成24年7月から中小企業にも全面的に義務化されているものの、まだだた十分定着していない気がします。
育児・介護休業法について規定例もあります。ご参考ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/02.html
P8 労務ひとこと
過去10年分まで国民年金保険料が納付できます。
国民年金の過去10年までの後納制度が始まりました。
年金制度への不信感や将来の改正法への期待などもあり、利用者が少ないようです。
年金の重要性は、誰もが認めるところだと思われます。
多くの方が制度の理解を深めたいところです。。。